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2007年2月アーカイブ

3月末の気分

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完全に季節は1ヶ月進んでいる。雪の量、気温ともに3月下旬くらいの感じだ。畑の根雪は樹の根回りで地面が見え始めてきた。

県の農業普及所のほうでは、桜桃の生育(芽の状態)は平年に比べて10日進んでいる、と言っているらしいが、わたしらの感覚では、もっと進んでいるのではないかと思う。雪が積もらないので剪定や芽かきの仕事を始めたのも当然早かったから、いつもの年と比べれば半月程度、仕事が運んでいる。

畑仕事がどんどん出来るのは結構なことだが、そのぶん、普通なら雪降りで一休みできる日もあるところが今年はほとんど無い。1月、2月前半は雪下ろしなどなど雪が多いときはもちろん大変だが、それでも毎日雪下ろしする必要はないから、適当に休める日が多い。ところが今年は雪に困る事が無くて良いのだが、逆に畑仕事が毎日すいすい出来るので休むヒマがない。なんて農家的パラドックスが起こっているのだ。

というわけで、積雪期にコタツにでもあたってゆっくり本を読んだりして、いのちの充電しようというつもりが、ほとんどかなえられないまま春になっていきそうだ。

Windows on Linux

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11日は雪降りなのでコンピュータをいじることにした。午後からは映画にでもいこうかと思っていたが、なんとなく延期した。

かなり前に試用版のインストールをしたまま、使わずにいた VMware だが、いろいろ聞き伝えに聞いたところで、本式に導入してみることにした。細かいことは、そのうち、『おらほのコンピュータ室』、に載せよう。

で、Vine Linux 上で Windows98 を走らせるようにしたのは、もう3、4年も前だった。製品版と違って無料版はその後に出た VMplayer でも表示解像度があまりに低くて使う気にならず、そのままほったらかし。それが2日くらい前、インターネットで見掛けた情報でこれを使えばうまくいくという話があったので、それを参考にやってみた。カネのない人間はそれなりに苦労しないとダメなのだ。

で、なかなか上出来になった。解像度を 1152 x 864 (我が家のモニタの標準解像度)にできたのが最大の進歩。あと、サウンドの設定を済ませ、MS Office2000 をインストール完了。これからネットワークの設定をどうしようか、というところで、しばらくつまづいた。

12日、Samba がうまく動いてくれた。Vine (HostOS) と Windows98 (GuestOS) の間のファイルのやりとりが自由にできるようになって、ほぼ完璧に、Linux 上で Windows のアプリケーションソフトを使えるようになった。これは使える。必要な Windowsアプリをいろいろインストール。

それにしても仮想マシンというのは面白い。よく考える奴がいるもんだ。
以下に導入の簡単なメモ。
VMware-Player on Vine4.1
VMware on WindowsXP

農家の特権

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いつものように携帯ラジオを聴きながらの農作業だ。桜桃の剪定をつづける。

国会中継というのは聞いているとけっこう面白い。テレビのニュースや新聞記事にはならない論議がいっぱい聞けるからだ。というか、テレビのニュースなんか国会でいちばん面白い部分つまり議論が白熱したところなんかはカットして、当たりも触りもしない要約を報道している。だから、実況中継を聞いていると、ニュースというものがいかに真実を伝えず、報道しているようで何も報道していないのがよくわかる。だから、この日本で政治に一番詳しいのは、一日中国会中継を聞いている、ヒマな農家をおいてほかにはないのだ(笑)。いそがしいサラリーマンは国会で何が話されているか全然知らないだろう。そういう人達が選挙で投票するのだから、この国がまともであるはずが無いね。

もちろん大半の自民党、公明党議員の質疑はくだらない。公明党なんか自党選出の大臣が担当するテーマをかならず質問する。ヤラセ以上に見苦しく、恥知らずだ。国会をなんだと思って居るのか。他の多くの与党議員もたいてい総理大臣をヨイショするのが年中行事。ごますり野郎がいっぱいいる。自画自賛の宣伝なんか聞かされたくない。その点、きのう出てきた石破茂なんかは言っている内容はともかく、なかなか骨のある論理主張を展開している。安倍晋三のホニャホニャ答弁がきわだって馬鹿そうに聞こえた。

が、野党も、おまえはほんとに代議士かと言いたくなるような御粗末な追求しかできない議員も少なくない。民主党にけっこういるんですよね。新人は仕方無いとしても、古参議員にそういうのがいるからひどい。

雅子妃や紀子妃は天皇を産む機械か。
なんてことを考えてみた。

ちょっと思い出せば、皇太子家に男子が生まれそうになく、天皇を産む機械としての雅子妃は年齢的にもうダメっぽく、皇太子妃としての存在価値に多くのニッポン人が疑問を持ち始めていた。

ところが、紀子妃が妊娠した。こ、こ、今度こそ、男子が生まれるのではないか。
そして、全くシナリオ通りに男子が生まれた。ここで女子が生まれていたらどうなったことだろう。笑ってはいけないが、あのとき、女子出産を切望していた国民がもしいたらその人を尊敬しよう。女子だったらニッポン全国ためいきの嵐が吹き荒れたかもしれない。

まったく幸いなことに運良く男子だった。と思ったら大間違い。最初から男を産むために周到な計画が作られ実行されたのだ。運良く男子、だったのではなく、最初から男子を産ませる計画だった。それくらいの生殖医療技術がこの近代ニッポンに無いはずがないだろう。総力挙げての国家プロジェクトだった。こう断定して不自然なことがあるだろうか。むしろ上の二人の女子誕生から時間的に離れて妙なタイミングで懐妊されたこと自体、そっちのほうが不自然じゃなかったのか。

この計画で、このストーリーで、紀子妃は天皇を産む機械じゃなかったというのか。男子出産を期待していた国民は、産む機械としての性能を紀子妃に望んでいなかった、と誰が言いきれるのだろうか。

不敬罪を覚悟で言えば、要するに、皇室の女は天皇を産む機械、万世一系、男系天皇制を維持するための道具だ。ニッポン人は無意識のうちか意識してか、どちらでもいいが、皇室の女は最低でも一人は男子を産む機械でなければならない、と思っているに決まっているのだ。

それにしても、ニッポンの野党はアホばっかりだね。柳沢発言なんてくだらないことを騒いでいる、恐ろしくヒマな奴らだ。もっと重要な閣僚発言があっただろう。防衛大臣の。ま、産む機械とちがってイラクじゃあ選挙の票には全くならないがね。

立春の嵐

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今日は立春。

昨日は一日中、雪だった。新雪が20センチくらい積もった。そして夕べから今朝にかけては吹雪だった。家ががたがたと震えた。やっぱり寒離れの嵐が来たのだ。
案の定、積雪そのものはわずかなものだった。

雪が少しは積もったが、もう春は遠くない。
桜桃の剪定も、ふつうの年なら硬く締まった雪が1?1.5メートル以上ある時期なので、低めの脚立(2.1メートル)で上の枝までとどく。しかし今年は雪がないのと殆ど同じなので、春以降に使う長めの脚立(2.4メートルや2.7メートル)を畑に持っていかねばならないのだ。

2月になった。

4日が立春で、一般的にはこのころ寒離れの寒波がやってくる。たいてい猛吹雪になることが多い。
1月頃の雪の降り方は、どちらかというと静かにしんしんと積もる降り方だ。寒離れは対照的に、荒れる。地吹雪になる。このときの積雪はまずドカ雪型になることは少ない。これがふつうの冬によく見られるかたちだ。
しかし、今年はそういうパターンがやってきそうもない。

町中には雪が全くないし、畑でさえ木の根本は地面がのぞいてさえいる。いまごろ草の青い姿が見えているなんていうのは、ぞっとするくらい奇妙な感じだ。

山形県の農業普及所から暖冬の注意報が出た。雪が少ないことへの注意だ。
雪国の農家にとってほとんど経験のない少雪で、春以降の天候がかなーり心配される状況にある。
大干ばつ、水不足か、大凍霜害か。。。。

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