ほんとの冬が来ないまま終わる

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2月になった。

4日が立春で、一般的にはこのころ寒離れの寒波がやってくる。たいてい猛吹雪になることが多い。
1月頃の雪の降り方は、どちらかというと静かにしんしんと積もる降り方だ。寒離れは対照的に、荒れる。地吹雪になる。このときの積雪はまずドカ雪型になることは少ない。これがふつうの冬によく見られるかたちだ。
しかし、今年はそういうパターンがやってきそうもない。

町中には雪が全くないし、畑でさえ木の根本は地面がのぞいてさえいる。いまごろ草の青い姿が見えているなんていうのは、ぞっとするくらい奇妙な感じだ。

山形県の農業普及所から暖冬の注意報が出た。雪が少ないことへの注意だ。
雪国の農家にとってほとんど経験のない少雪で、春以降の天候がかなーり心配される状況にある。
大干ばつ、水不足か、大凍霜害か。。。。

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