ブレーキも壊れた検察はリコールすべきだ

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大阪地検特捜部が起訴立件した厚生労働省の村木局長事件。裁判で検察側が追い詰められている。重要な証人が捜査当時の供述を全面否定した。(この事件では、民主党の石井一参議院議員をねらった捜査だと指摘されている)

「すべては壮大な虚構だったと思う」。
塩田元部長の証言に法廷内のすべての人が唖然とし、法廷内が凍りついた。
「村木厚子さん 第5回公判傍聴記」より

東京地検といい大阪地検といい、特捜部の「虚構のシナリオ」にもとづいた犯罪のでっち上げが横行してきた。何と言ったらいいんだか、つまらない検事ものテレビドラマでも見せられているみたいだ。

これまでも、あちこちで話題に上げられているとおり、この手の主なでっち上げは以下。
長銀事件:森永卓郎「小沢代表の秘書逮捕で思い出す長銀経営陣への国策捜査」(日経BP)
鈴木宗男・佐藤優事件:「国家の罠」(新潮社)
佐藤栄佐久事件:「知事抹殺」(平凡社)佐藤栄佐久・公式サイト
江副浩正:「リクルート事件・江副浩正の真実」(中央公論新社)
堀江貴文・ライブドア事件:「徹底抗戦」(集英社)

この期に及んでも、未だに、「検察批判をするのは異常な人たちだ」と騒ぎ立てている人が少なからずいる。「検察の正義」を信じて疑わないのかどうか知らないが、たぶんアタマのネジが2,3個外れているのだろう。

大新聞各社の論説委員などはだいたいこういうおかしな人種らしい。この1ヶ月、各新聞そろって、検察の大応援をくりひろげた。小沢一郎・石川知裕代議士事件で、検察批判をする民主党議員は検察に「圧力」をかけようとする悪党である、かのようにののしってきたものだ。新聞だけでなく、世の中、これと同種の人間があちこちにいてウンザリさせられる。政治家、評論家、"コメンテーター"・・・・。具体的な名前はアホらしくて挙げないが、みなさん、脳みそのネジが外れっぱなし。

ブレーキもきかない、トヨタの車も顔負けの欠陥組織が特捜検察とマスコミだ。
特捜部は組織本体そのものをリコールするべきだね。

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『ネットワークと革命?風説留が世界を変える』

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