春の雪、野ねずみ(その2)とカラス

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今朝、起きてみたら雪が積もっていた。10センチを超えている。まだ降り続いている。

2、3日前から車のスタッドレスタイヤを交換しないといけないなあと思っていた。ふつう今ごろになると、ちらつくことはあってもすぐ解ける雪、「降っては消える春の雪♪」だ。地面が見えていた畑も、完全に真っ白にもどってしまった。

きのうまでの2日間で、畑の野ねずみトラップに合計45匹がかかった。きのう新たに5個のワナを追加したから、あと10匹くらいはかかるだろう。ワナといっても大した仕掛けではない。1個98円のふつうのねずみ取りだ。

捕ったねずみを不用意に畑に放置しておくと、カラスが食い散らかすから気を付けないといけない。ねずみ取りもバラバラに喰いちぎって、かかったねずみを跡形もなく食べていく。畑に残るのはねずみ取りの残骸だけ。ちょっと木の枝で隠したくらいでは必ず見付けて引っ張り出す。カラスの目はごまかせない。

カラスといえば農家にとっても嫌われものだが、先日畑で剪定をしていたら、近くの樹に止まっていた一羽がさっと地面に舞い降りて、何かをつかまえてすぐに舞い上がった。チーチーチーとかすかな悲鳴が聞こえた。野ねずみをハンティングしたのだ。土の穴から一瞬地上に姿を見せたねずみをカラスは見逃さなかった。

野ねずみの天敵については、もう10年以上前に、果樹園の生き物のページで書いている。

カラスを弁護する人はあまりいないが、カラスは掃除屋であって、自然動物の死骸をきれいに片付けてくれる清掃ボランティアなのだ。彼らがいないと、死んだ鳥、腐ったタヌキやサル、ウサギなどなど死骸が野原や山に散乱したままで、ひどいことになる。

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