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2007年1月アーカイブ

改装中

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開店以来のウェブ・タイトル「注文の多い果物屋」を下ろすことにした。
これまでサブ・ページのタイトルに使っていた『アップル・イン・ワンダーランド』を昇格させた。

大した理由ではないが、ときどき、果物屋というキーワードで検索してやって来るお客がいるので、そういう関係ない人が間違ってこられても楽しくないよ、というわけ。あんた、ここはホンモノの「果物屋」じゃないんだけどねえ、ごめんね。それで、誤解を招くようなサイト名を変えることにした。

ついでに店内をじゃっかん改装中。

きょう剪定を始めた。
1月に剪定なんて生まれて初めてだ。半月以上早い。積雪は20センチもないくらいだ。去年の大雪のいまごろは2メートルもあった。雪降しも4回目くらいやっていた。今年はゼロ回。

雪がないと困る人間がいっぱいいる。もうけにならん。スキー産業はもちろんのこと、関連の旅館やホテルもだ。雪降しの請負で食っている人。道路の除雪作業の市町村予算をあてにしていた中小土建会社、ダンプ会社。除雪道具のメーカーと小売業。

農家は雪降しや畑の果樹の雪落とし、枝堀がないので非常に楽チン。しかし、この時期はほんとは重労働だが体を使うので健康には役立つ。それが暖冬だと体をさっぱり使わない生活がつづくので、逆に体調がおかしくなってくる。近所の I さんは農家なのにウォーキングをやりだした。農家がウォーキングやるなんてのは、かっこ悪い。いかにもヒマそうだ。

米沢市の冬の観光行事・雪灯籠祭り(2月10日、11日)は規模を縮小してやることになったそうだ。この調子で雪が積もらないと、縮小どころか取りやめになってもおかしくはない。

ブッシュも初めて地球温暖化について一般教書演説でしゃべったようだが、さすがアメリカの大統領はちがう。燃えさかる自宅の前でのんきに「火の用心、マッチ1本火事の元」と唱えているようなものだ。世界最強の環境テロ国家の面目躍如たるものだろう。いまごろそんなことを言っているのは、人気最低大統領の悪あがきだろうか。まあ、前の民主党大統領候補ゴアの映画『不都合な真実https://www.futsugou.jp』なんてのも出てきたアメリカだ。イラクでバカをさらしたブッシュもやけくそか断末魔だね。どうなることやら。

びゅーてぃふるアベくんはイラクも温暖化も関係ないか。〒おたっきーコイズミくんはなおさら関心無いだろう(笑い)。お友達なのだからブッシュを助けにアメリカに行ったらいいのだ。

2,3日前、NHKの第一放送で岩手、三上さんが登場していた。人気ブログ『農家の嫁の事件簿』作者だ。

この方のブログは去年ときどき見させていただいていた。なかなかセンスのいい、生活感の満ちたイラスト日記だ。主に畜産農家と言ったらいいだろうかね。

それにくらべて、我がブログは寂しく暗い『農家の婿の無事件簿』でやんす。
農家の「嫁」というとどことなく、けなげな感じ、よくやってるなあ、がんばってね、という声援を送りたくなる雰囲気がある。今どき農家に嫁ぐなんて、アンタ何を考えとんねん。という本音はおいておくとしても、米農家とか野菜農家とか畜産農家とか、農業の中でもとくに将来性の明るくない分野なのだ。しかも生き物を飼う農家は一年中家を空けられない。家畜というのは子供みたいなものだから、ほっておいたら死んでしまう。だからなかなか休むことも出来ない商売だ。大変だね。

一方の農家の「婿」というと、じゃあ何だ? 我が家は2代つづけて「ムコ」入りの農家だ。世襲制の商売はどうしても「ムコ」殿が欠かせない世界だ。細腕繁盛記というわけに、そうそういくものではない。男がいないと話にならない。嫁が来ない農家も絶望的だが、息子がいない農家も世の中いくらでもあって、息子がいてさえ農業をやめる農家が多いのだから息子がいなければもう死刑宣告。つうか、安楽死しか道はない。じじ、ばば、の代で農家も終わりということになる。ニッポン中、そういう歴史がきざまれてきたのだ。

この話、どういう風に持っていくのか、晩飯の後で考えよう。

こんなに雪が積もらなくていいのか。
いいわけないよ。

春は大干ばつになるかなあ。田植えの水も足りなくなるんじゃないだろうね。
もともと山形県の春先は乾燥するんで、それがさらにひどくなるかもしれない。

乾燥すると霜の害も起きやすくなるし、植物の初期成育は悪くなるし、良いことは少ない。

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