熱風再来 8月下旬

2002年No.18
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新たな環境テロかと思わせるぐらいの、この暑さは何だろう。29、30、31と連日最高気温は34℃を超えている。南アフリカあたりでは暢気に「環境と開発に関するサミット」が膨大なエネルギーを浪費しながら開かれている。会議は踊る、というやつだ。話はハッキリしておるよ。環境と開発が両立するはずが無かろうね。それを両立可能かのような幻想をふりまいて、ああだこうだ言っているうちに、事態はどんどん進行しているのだ。気候も快適なヨハネスブルグなんかで会議しないで、たとえばこの日本の、名古屋か大阪あたりの、真夏に、クーラーの無い会議場で、国際会議をやればいいのと違いますか? もちろん特別ゲストはブッシュ・アメリカ大統領。スーツにネクタイの正装で来ていただいてね。ホテルもクーラー厳禁と行きますか。

8月は半ばに涼しい時期があったものの、ここに来て猛暑、熱風が再来した。リンゴはたまらず日焼けを起こし始めた。高温障害だ。日の当たる果面が白っぽくなり次には黄褐色に変わりついには焼けたような茶褐色になってクズ・リンゴと化す。焼けた部分の細胞は死んでしまうから、やがてそこから腐る。

焼けたつがる・リンゴ
焼けたマルギレット

関連日誌:環境テロ 1月27日
被害拡大、春よ来い 2001年1月14日

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