新しいドット・プリンター Epson VP-F2000 を購入して、この2,3日ほど悩んでいた。ヤマト運輸の連続用紙にうまく印刷できないのだ。用紙のレイアウトどおり横に印字されるはずが縦に印字されてしまう(右写真)。おかしいなあ。。。
(誤解のないように補足しておくと、プリンタのヘッドはもちろん横に移動してドットを打っていく。用紙送りは平常どおりに進む。しかし、印字された結果が文字が縦に並ぶようにドットが打たれる、ということ)
わが家は10数年来、MS-Word を使って差し込み印刷をしてきた。OS はWindows98。この98のプリンタ・ドライバーでしか正常に印刷できないので、長年、Windows98 を手放せないでいた。プリンターは NEC PC-PR 201/40 という古い型。
しかしそれがいつまでも続けられるものでないのは明らか。とくに Win 98 とWindows7 とのネットワーク通信に支障があるのが問題だった。両者のあいだに WindowsXP をはさむことで通信不能問題を回避してきた。そこで、今回、思い切って Windows7 単独でも印刷できるようにとプリンターを買い換えることにしたのだった。
それが、最初からつまづいてしまった。どう設定してみてもうまく行かない。買い換えた意味がまったくない。何ということだろう。プリンターが悪いのか?。。
で、ネットで調べていった結果、次のマイクロソフトのサポート・ページにようやく当たった。
宅急便の送り状も横長だ。これだな、と思った。横長の紙に印刷できないなんて相当ひどいバグだよなあ。
では、ここに紹介されている「回避方法」でうまくいくのか。これは単票用紙ならできそうだ。設定を変えて紙を横にしてプリンターに入れればいいからだ。ところが、連続紙ではダメだとわかった。連続紙のばあいは紙を横にして入れることが不可能という致命的な壁にぶち当たってしまうのだ。連続紙は向きを変えることができない。
今まで使ってきた Windows98 の Word (Office2000)をよく調べてみると、横長の用紙でも印刷の向きはデフォルトで縦になっている。
一方、Word 2010 だと横長の用紙を選んだ途端に印刷の向きが自動的に横に変わってしまう。これだ。不具合を起こす原因は。(写真左下)
ここで印刷の向きを縦に設定変更すると今度は用紙のほうが強制的に縦長に変わる。(写真右下)
これで印刷してみても正常なレイアウトで印刷することはできない。
********************************
対処方法は、ここまで来て一つに絞られた。Word のバージョンを落とすことだ。Windows7 に Office 2000 をインストールすること、それしかない。それでダメなら万事休す。
というわけで、Word のバージョンダウンでようやく正常に印刷できる環境が整った。もちろんWord 2010 のバグそのものは解消していない、変則的な解決ではある。Office2000 と Office2010 を共存させているので、その使い分けが必要になる。
(誤解のないように補足しておくと、プリンタのヘッドはもちろん横に移動してドットを打っていく。用紙送りは平常どおりに進む。しかし、印字された結果が文字が縦に並ぶようにドットが打たれる、ということ)
わが家は10数年来、MS-Word を使って差し込み印刷をしてきた。OS はWindows98。この98のプリンタ・ドライバーでしか正常に印刷できないので、長年、Windows98 を手放せないでいた。プリンターは NEC PC-PR 201/40 という古い型。
しかしそれがいつまでも続けられるものでないのは明らか。とくに Win 98 とWindows7 とのネットワーク通信に支障があるのが問題だった。両者のあいだに WindowsXP をはさむことで通信不能問題を回避してきた。そこで、今回、思い切って Windows7 単独でも印刷できるようにとプリンターを買い換えることにしたのだった。
それが、最初からつまづいてしまった。どう設定してみてもうまく行かない。買い換えた意味がまったくない。何ということだろう。プリンターが悪いのか?。。
で、ネットで調べていった結果、次のマイクロソフトのサポート・ページにようやく当たった。
- Word 2010 で A4 横などの幅の広い用紙へ印刷を行う場合に発生する現象
- Word 2010 および Word 2007 でページサイズに横幅の広い用紙サイズを設定すると、指定した用紙サイズ通りに印刷されないことがある
宅急便の送り状も横長だ。これだな、と思った。横長の紙に印刷できないなんて相当ひどいバグだよなあ。
では、ここに紹介されている「回避方法」でうまくいくのか。これは単票用紙ならできそうだ。設定を変えて紙を横にしてプリンターに入れればいいからだ。ところが、連続紙ではダメだとわかった。連続紙のばあいは紙を横にして入れることが不可能という致命的な壁にぶち当たってしまうのだ。連続紙は向きを変えることができない。
今まで使ってきた Windows98 の Word (Office2000)をよく調べてみると、横長の用紙でも印刷の向きはデフォルトで縦になっている。
一方、Word 2010 だと横長の用紙を選んだ途端に印刷の向きが自動的に横に変わってしまう。これだ。不具合を起こす原因は。(写真左下)
ここで印刷の向きを縦に設定変更すると今度は用紙のほうが強制的に縦長に変わる。(写真右下)
これで印刷してみても正常なレイアウトで印刷することはできない。
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対処方法は、ここまで来て一つに絞られた。Word のバージョンを落とすことだ。Windows7 に Office 2000 をインストールすること、それしかない。それでダメなら万事休す。
というわけで、Word のバージョンダウンでようやく正常に印刷できる環境が整った。もちろんWord 2010 のバグそのものは解消していない、変則的な解決ではある。Office2000 と Office2010 を共存させているので、その使い分けが必要になる。
2016年6月現在、このバグはどうやら解消したようだ。Word2010 でも正常に印刷が可能になった。
とはいえ、ほんとうにバグが解消したかどうか。Windows(Office) のアップデートでそんなことがあった形跡はないからね。
Office2000 を入れているから、Office2010 から起動(互換モード)しても正常な印刷ができるのかもしれない。ちなみに、差し込み印刷用のワード・ファイルは .doc で、.docx ではない。