時をかける少女

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これといってネタもない今日この頃。

tomoyo.jpg原田知世のなつかしい映画『時をかける少女』を見てみる。Gyao
1983年公開ということだから、ちょうど米沢に来る前の年か。まだ東京にいた。もちろん、当時は映画を観ていない。まるっきりの「少年少女映画」、だからね。それに、そのころは仕事に追いまくられていて映画を見る余裕も何もなかった。

H.G.ウェルズの『タイムマシン』もそうなのだが、時間の物語というのは独特の雰囲気をもっているものだ。それを見ている者自身のこころのなかに、自分が持っている時間のいろんな記憶をよみがえらせてくる。松任谷正隆の音楽のせいもあって、妙にノスタルジック。

尾道の風情も昭和そのものだ。わしは生まれが味噌、漬物、佃煮やらの製造卸屋だったから、「吾朗ちゃん」の家の醤油樽がならぶ情景なんかは、どことなく共通する懐かしさも感じる。昭和30年代まで、味噌や醤油や酒粕のにおいのなかで子供のころを過ごしたからだ。

「時かけ」の原作者は筒井康隆。最近『アホの壁』という本を出したので、購入済み。そのうち読む。
追加補足:これ読んでみたが面白くなかった(3月10日)。

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