まず充電中

| コメント(0) | ブログ・トップ ▲
このブログで1ヶ月くらい前に書いてきた話と同じようなことを言っているので、参考までにどうぞ。
佐藤優 X 高野孟:この国の主導権を握るのは誰か(ラジオ放送)

***********************************************************
吹雪がつづいていたので、家の周りの雪かたづけばかりしていた。世間では正月らしいが、トップページに表示しているように、太陰太陽暦でいえば今はまだ11月だでよ。ペリーの黒船に脅かされて、どひゃー、と明治政府が太陽暦(新暦)にしただけの話だ。おおみそかだの、紅白歌合戦だの、正月だの、年賀状だの、と言っているのは、ようするに、西洋文明に洗脳されて「新暦」でものごとを考えるようになった、みじめなニッポン人というだけの話よね。

雪片付けばかりでは退屈なので、アタマの充電。

ニッポンの「文明」とは何なのか、ということで読書中なのです。黒船が来て坂本龍馬も走ったぞな。明治維新になったぞな。で、その結果がまわりまわって、今のニッポンなのだ。今の民主党政権発足なのだ。大久保利通、岩倉具視、伊藤博文の官僚国家が太平洋戦争をはさんで去年までつづいてきた。それをひっくり返そうという、鳩山・小沢の「革命」というめぐりあわせなのだよ。坂本龍馬が倒れ、西郷隆盛を排除して成立したのが明治の大官僚国家だった。その官僚国家との100年戦争が今、始まっていると。(小沢は西郷隆盛を尊敬するそうだ)

bunmei_omokage.jpg
bunmei_tohoku.jpg
明治11年に日本を訪れて各地をまわったイザベラ・バードの『日本奥地紀行』は、山形県米沢盆地はエデンの園だ、と書いたことで有名。

『逝きし世の面影』は、幕末から明治にかけて日本に来た多くの欧米人の目から見た日本人とその暮らしを再構成した。そして、明治維新とともに、それまで日本にあったひとつの文明がほろびたのだ、という。

コメントする

2024年2月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 8.0.2