水を散布しただけで病気になる人

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先日、「マツの樹林が消えていく」(8月1日)、を書いたが、そこにも紹介しておいた本山直樹さんがおもしろい記事を書いている。

 松枯れ問題に関するNHKテレビ「クローズアップ現代」と群馬県での事例(2009年8月16日)

「アメリカでも、飛行機で農薬散布をする前に水を散布して飛行練習をすると、体調が悪くなったから中止せよという電話が殺到するとEPA(環境保護庁)の担当官から聞いたことがある。飛散していない、あるいは散布していなくても体調が悪くなるという不思議な現象は何故起こるのか。」

ありそうな話だ。
思いこみとは、げに恐ろしいものよ。

それにつけても、『リスクにあなたは騙される』は必読書かな。(参照:ぶろぐ@農「リスク本」8月4日)
農薬だけでなく、変質者と子供の犯罪、豚インフルエンザ、その他、ニッポンで騒がれるいろんな問題を考えるうえで、おすすめ。

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さあ、これから殺虫剤を散布するぞ! と大声を出してから、ただの水を散布すると害虫がばたばた死んだらすごいだろうなあ。もし、水だけで害虫防除が出来たら、ノーベル賞ものだ。しかし、虫は人間ほど頭がよくないから、そんなインチキ詐欺にはだまされない。ただの水で病気になるのは、高等生物の人間様だけだろう。どっちがバカか、よく考えてみよう。

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