5月は百年に一度の少雨だった

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090609-sato.jpg090609-sato-red.jpgサトウニシキも色づき始めてきた(右写真)。左写真は左側の真っ赤に見えるのがレッドグローリー(早生品種)、右側がサトウニシキ。

きのうまでに雨除けハウスのポリ被覆と防鳥ネットを張る作業をすべて終えた。収穫開始まであと10日くらいだろう。全身の筋肉がだるい。

こういう労働をしながらいつも思うのは、サクランボ作りは純粋に経済的にみて割りに合うものなのだろうかという疑問だ。いまごろ言うのもバカバカしいが、収穫量は毎年不安定で、豊作もあれば凶作もある。去年の半分しかとれないこともある。やたらと短期間に仕事のほとんどが集中して、ばたばたばたばたと動きまわらねばならない。計算も予定も、あるようで全くない。何が起きるか、一寸先もしかとは見えない。

NHK山形のニュースでやっていたが、明治何年だかから始まった気象台の観測史上、今年の5月は少雨記録を更新した。山形県内の多くの観測地点で新記録となった。米沢の場合、平年は85ミリのところが今年の5月は26ミリほどしか降らなかった。6センチも少ない。ほとんど百年に一度の大記録だ。農作物に影響が出ないわけがない。桜桃は水掛をしたが、リンゴにはまったくやっていない。そういうヒマはなかった。6月に入ってからも少雨の傾向がつづいている。リンゴの果実の生育が心配だが、どうしようもない。

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