西松建設違法献金事件で大久保秘書の逮捕からそろそろ1ヶ月も経つ。もういい加減、ニッポン人はこういう話題に飽きてきている。ニッポンの文化というのは、「3日もすれば忘れる」文化だ。もともと何かの原理原則で自分の生き方、考え方を決めていくような民族ではない。宗教がないというのもそれが原因だろう。みんながそう言っているから自分もそう言っておけば無難だ。みんなで渡れば恐くない。世間並みがいちばんだ。長いものには巻かれろ、出る杭は打たれる。
と、書きつつまた同じ話題だ。3月27日の民主党代議士会で小沢一郎が代表の続投について説明した。その会合で、小宮山洋子と近藤洋介のふたりが小沢の代表辞任を主張したという。おかしかったのは、この人たちは小宮山がNHKアナウンサー、近藤が日本経済新聞記者の出身だということだった。つまり、どっちもマスメディアの側の人間だった。笑ってしまった。象徴的なふたりだった。名前がおなじ「洋」だというのはご愛敬だろう。
今回の小沢事件は、あきらかにマスメディアの犯罪だ。もちろん検察がシナリオを書いたという点で責任はもっとも重いが、そのシナリオにしたがって国民レベルでの「広報活動」「情報操作」を大展開して、「世論」をある方向へ誘導した実行犯は新聞とテレビだった。マスコミが事件を大々的にあおりたてて、小沢が辞めないのはおかしい、という世論をつくりあげていった。これは事実だ。
ほんらい、罪を問われるべきなのは、小沢ではなくマスメディアなのであって、非難されるべきは「バンキシャ」新聞とテレビだというのが、良識ある人間のものの見方というものだろう。毎日、大本営発表をつづけてきたこれらのメディアは、社長・会長の首が飛んでもおかしくないほど、責任は重い。出てこいニミッツ、マッカーサーとか、鬼畜米英とか、欲しがりません勝つまではとか、一億玉砕とか、そういうのと同じレベルの、小沢は辞めろ、スローガンなのだから。
ところが、この民主党のふたりの国会議員は、この意味でお馬鹿を世間にさらした。このふたりは、NHKの報道姿勢をまず批判し、まず日経新聞ほか大新聞を叩かねばならない立場にあった。メディア批判はマスメディア出身の人間の義務とさえ言える。彼らはそれをしないで、小沢の方に文句を言った。マスコミがこれまでやって来たことをそのまんま党内でもやったということになる。これは、ピンぼけ、お笑い系国会議員のやることだ。民主党のピエロだった。お馬鹿なマスコミ(世論)といっしょにタコ踊りしているようでは、政治家の資格はないだろう。
ま、キムジョンイル体制ではないのだから、党内に「異論」があるのは大いに結構だ。その点は差し引いて、お馬鹿さんを見てあげなければならない。
もちろん、政治家がマスメディアを敵に回すことの危険は小さくない。マスメディア批判はよほどの気構えがなければできないだろう。その意味では、党首を批判する方が楽は楽なのだ。小沢一郎はマスメディアにこびない政治家だ。だからマスメディアからは叩かれる立場にある。一方、マスメディアにこびて、顔の見えない「世論」におもねっているような政治家は、そもそもろくな人間ではない。これだけはハッキリしている。
近藤洋介は民主党ポスターの絵柄が小沢とのツーショットだけだったのが、最近、レンホウとのツーショットに取り替え始めた。レンホウってのがまたテレビ芸能界出身の、口先だけは威勢がいい中身空っぽ議員なことは、常識。だいたい国会でのレンホウの質問質疑を一度聞いてみれば分かる。ひどいものよ。近藤君はレンホウと同じレベルか。
それに加えて、近藤は野田グループだそうだ。野田佳彦というのが森田健作知事で有名な千葉県(他人事だけど千葉って大丈夫か?笑)の代議士。若いころジャーナリスト志望だったそうだ。これまた、前原誠司とおなじ松下政経塾の流れの人間で、箸にも棒にもかからない。松下系というのは、お坊ちゃま系というか、政治学をお勉強してきました、成績優秀な政治家でござい、風なパーソナリティの人たちだ。野田が国会対策委員長のとき例の永田偽メール事件が起きた。永田議員の失態だったが、あんなことを取り上げさせた国対委員長の責任はあまりにも大きかった。というより、この人はアタマ悪い。
ここで名前を並べた人たちの共通する何かがあるように思う。いつもきれい事ばかり並べていそうな、カッコばかりつけたがるような、そういうキャラの上滑り政治家。としか、わたしには見えませんね。
と、書きつつまた同じ話題だ。3月27日の民主党代議士会で小沢一郎が代表の続投について説明した。その会合で、小宮山洋子と近藤洋介のふたりが小沢の代表辞任を主張したという。おかしかったのは、この人たちは小宮山がNHKアナウンサー、近藤が日本経済新聞記者の出身だということだった。つまり、どっちもマスメディアの側の人間だった。笑ってしまった。象徴的なふたりだった。名前がおなじ「洋」だというのはご愛敬だろう。
今回の小沢事件は、あきらかにマスメディアの犯罪だ。もちろん検察がシナリオを書いたという点で責任はもっとも重いが、そのシナリオにしたがって国民レベルでの「広報活動」「情報操作」を大展開して、「世論」をある方向へ誘導した実行犯は新聞とテレビだった。マスコミが事件を大々的にあおりたてて、小沢が辞めないのはおかしい、という世論をつくりあげていった。これは事実だ。
ほんらい、罪を問われるべきなのは、小沢ではなくマスメディアなのであって、非難されるべきは「バンキシャ」新聞とテレビだというのが、良識ある人間のものの見方というものだろう。毎日、大本営発表をつづけてきたこれらのメディアは、社長・会長の首が飛んでもおかしくないほど、責任は重い。出てこいニミッツ、マッカーサーとか、鬼畜米英とか、欲しがりません勝つまではとか、一億玉砕とか、そういうのと同じレベルの、小沢は辞めろ、スローガンなのだから。
ところが、この民主党のふたりの国会議員は、この意味でお馬鹿を世間にさらした。このふたりは、NHKの報道姿勢をまず批判し、まず日経新聞ほか大新聞を叩かねばならない立場にあった。メディア批判はマスメディア出身の人間の義務とさえ言える。彼らはそれをしないで、小沢の方に文句を言った。マスコミがこれまでやって来たことをそのまんま党内でもやったということになる。これは、ピンぼけ、お笑い系国会議員のやることだ。民主党のピエロだった。お馬鹿なマスコミ(世論)といっしょにタコ踊りしているようでは、政治家の資格はないだろう。
ま、キムジョンイル体制ではないのだから、党内に「異論」があるのは大いに結構だ。その点は差し引いて、お馬鹿さんを見てあげなければならない。
もちろん、政治家がマスメディアを敵に回すことの危険は小さくない。マスメディア批判はよほどの気構えがなければできないだろう。その意味では、党首を批判する方が楽は楽なのだ。小沢一郎はマスメディアにこびない政治家だ。だからマスメディアからは叩かれる立場にある。一方、マスメディアにこびて、顔の見えない「世論」におもねっているような政治家は、そもそもろくな人間ではない。これだけはハッキリしている。
近藤洋介は民主党ポスターの絵柄が小沢とのツーショットだけだったのが、最近、レンホウとのツーショットに取り替え始めた。レンホウってのがまたテレビ芸能界出身の、口先だけは威勢がいい中身空っぽ議員なことは、常識。だいたい国会でのレンホウの質問質疑を一度聞いてみれば分かる。ひどいものよ。近藤君はレンホウと同じレベルか。
それに加えて、近藤は野田グループだそうだ。野田佳彦というのが森田健作知事で有名な千葉県(他人事だけど千葉って大丈夫か?笑)の代議士。若いころジャーナリスト志望だったそうだ。これまた、前原誠司とおなじ松下政経塾の流れの人間で、箸にも棒にもかからない。松下系というのは、お坊ちゃま系というか、政治学をお勉強してきました、成績優秀な政治家でござい、風なパーソナリティの人たちだ。野田が国会対策委員長のとき例の永田偽メール事件が起きた。永田議員の失態だったが、あんなことを取り上げさせた国対委員長の責任はあまりにも大きかった。というより、この人はアタマ悪い。
ここで名前を並べた人たちの共通する何かがあるように思う。いつもきれい事ばかり並べていそうな、カッコばかりつけたがるような、そういうキャラの上滑り政治家。としか、わたしには見えませんね。
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