
受粉用に飼っているマメコバチの巣箱を畑に設置し終えた。
気温が15度を越えるようになるとハチが巣筒から出始めるので、これまでは巣箱を冷蔵庫にいれて、活動をおさえていた。あまり早く出しても、まだ花が咲いていないからだ。開花の1週間から10日くらい前までに畑に出せばいい。今年はたぶん桜桃が20日過ぎには咲くのではないだろうか。
時節柄、ここのブログに、「ミツバチの大量死」とか「マメコバチ」とかいったキーワードで検索してやってくる人が急増している。あまり騒がないほうがいいと思うよ。まず事実関係を先入観や憶測なしによく調べることが先だ。
ミツバチのストレス(過密、酷使)説、稲作農家のカメムシ防除薬(ネオニコチノイド系)説、ミツバチの寄生ダニ説、養峰家が使う寄生ダニ防除薬(アピスタン、マブリック)説、さらには携帯電話電磁波説なんてのまであるからね。

しかし、出てきたばかりのハチをヒヨドリが食べるので困ったものだ。ミツバチとちがって針はないし、エサの乏しい春先の栄養源としてはちょうどいいのだろう。
果樹では、9日に小梅の花が咲始めて、今日はもう満開だ。豊後が3分咲きくらい。
ここには「開花の1週間から10日くらい前までに畑に出せばいい」と書いたが、半月前には出しておいたほうがいいね。