マメコバチの準備、OK

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dscf0019.jpg気温が平年より高いので、果樹の芽が急速にうごきはじめている。

受粉用に飼っているマメコバチの巣箱を畑に設置し終えた。

気温が15度を越えるようになるとハチが巣筒から出始めるので、これまでは巣箱を冷蔵庫にいれて、活動をおさえていた。あまり早く出しても、まだ花が咲いていないからだ。開花の1週間から10日くらい前までに畑に出せばいい。今年はたぶん桜桃が20日過ぎには咲くのではないだろうか。

時節柄、ここのブログに、「ミツバチの大量死」とか「マメコバチ」とかいったキーワードで検索してやってくる人が急増している。あまり騒がないほうがいいと思うよ。まず事実関係を先入観や憶測なしによく調べることが先だ。
ミツバチのストレス(過密、酷使)説、稲作農家のカメムシ防除薬(ネオニコチノイド系)説、ミツバチの寄生ダニ説、養峰家が使う寄生ダニ防除薬(アピスタン、マブリック)説、さらには携帯電話電磁波説なんてのまであるからね。

dscf0024.jpg写真は左がリンゴ畑、右上が桜桃畑のマメコバチ巣箱。設置して翌日には、ハチが巣筒から出て飛び始めた。もちろん、まだ花は無いから、準備運動なのだが。最高気温は6日から15度以上、9日からは20度以上が連続して、ハチの動きは最高にいい。

しかし、出てきたばかりのハチをヒヨドリが食べるので困ったものだ。ミツバチとちがって針はないし、エサの乏しい春先の栄養源としてはちょうどいいのだろう。

果樹では、9日に小梅の花が咲始めて、今日はもう満開だ。豊後が3分咲きくらい。

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ここには「開花の1週間から10日くらい前までに畑に出せばいい」と書いたが、半月前には出しておいたほうがいいね。

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