ふじ収穫ようやく終盤

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今年は19日に20センチばかり、25日に5センチほど、雪が積もった。しかし、いまはほとんど解けて消えた。ふじの収穫はようやく終わりが近づいている。明日にはほぼ終わる予定だが、残っても明後日半日で終わるはずだ。

今年は極端な低温がなくて、リンゴが樹の上で凍結することもなく、順調にすべてが運んだ。ただし、今年は、リンゴの軸割れ(軸の周りに亀裂が入る)が非常に多かった。だいたい全体の2割もの果実が割れて、商品価値をなくしてしまった。普通の年は1割もないから、2割というのは痛い。夏から秋にかけての天候のせいだろう。何ともしようがない。

11月下旬になってふじリンゴが完熟して蜜がたっぷり入ってくると、ヒヨドリが実を突きはじめる。鳥が食べた果実はもちろん売れないから、ヒヨドリほどイヤな鳥はいない。ピーッ、ピーッ、と一日中、大声で鳴きながらりんごをついばむ。こういう鳥が増えるのは、たぶん天敵(タカなどの猛禽類)が少なくなったせいではないだろうか。何とかならないものかと毎年思う。

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