カフカも笑う不条理劇

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法に違反したわけでもなく、他人に危害を加えたわけでもない。
そんな Roho & Hakurozan はある日、相撲協会から解雇を言い渡された。
誰かが兄弟を誹謗したにちがいない。
フランツ・カフカの小説じゃないが、これは奇妙な国ニッポンの不条理劇だ。

解雇の理由が分からない。論理性がない。大麻取締法にまったく違反していないので、警察だって逮捕はしない。しかし、相撲協会は論理性がないので、犯罪人でもない者を勝手に裁いた。

ある日、いつものように休み時間にタバコをくゆらせていたら、部屋の親方が来た。こら、副流煙で周りの兄弟弟子を肺ガンにしようとしたな、無差別殺人鬼め!おまえは即刻クビだ。

害が言われる煙草でさえ、それを理由の解雇話は聞いたことがない。それが健康被害もない大麻なのに、この騒ぎだ。異常な社会ですね。相撲取りは酒や煙草は飲んでもいいが、大麻はダメ、という規程でもあるのか。これは、労働基準法からすると「不当解雇」だろう。合理的な理由もなしに労働者を勝手に解雇してはいけない。万国の労働者よ!露鵬よ、白露山よ、権利を守るため団結せよ!なんちゃって。

まじめな話、露鵬と白露山には、民事裁判で徹底的に相撲協会と戦ってほしい。そうして、ニッポン社会のおかしな常識をぶっこわしてもらいたいね。露鵬も白露山も違法なことはしていない。違法の可能性のある不当解雇をしたのは相撲協会の方だ。

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