日照不足と雨

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今年の夏をふりかえる。
7月は、梅雨が明けたと気象庁が発表してから雨、曇天がつづいた。梅雨明け直後の10日間は天気がもっとも安定する。それが気象の常識だから、この梅雨明け発表はまったくの誤った判断だったわけだ。が、気象庁はいつになったら訂正するのだろう?(笑)。事実は、梅雨明け後10日間がもっとも天気が悪かったのだから。
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猛暑の夏か、と思っていたら、暑かったのは中部地方や西日本だけ。山形はふつうだった。

お盆を過ぎると今度は、ぐっと涼しくなって、また雨また雨の連続になった。今年の夏の日照時間は下の図のとおり、かなり悪い。(グラフの出所は気象庁データ)


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去年、一昨年のデータと比べれば、今年の夏の日照不足がはっきりわかる。夏らしい夏は7月末からお盆までのたった半月しかなかった。お盆以降、1日の日照時間が1時間以下という日が9日もあった。とても夏空とは思えない。

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お盆前に収穫するあかつき桃までは好天でよかった。糖度もじゅうぶんあった。

しかし8月後半は天気が悪すぎる。川中島桃にとっては最悪。桃は収穫前の半月間は雨はいっさい要らない。ところが今年は、お盆以降、雨の降った日が10日もあった。

ということで、川中島は今年はイマイチで終わりそうだ。買ったお客さん、すまんの。

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