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2008年4月アーカイブ

タンゴのセック

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端午の節句が近付いているらしい。
3日ほど前、ラジオを聴いていたら、菖蒲湯の話をしていた。端午の節句には、菖蒲を風呂に浮かべて楽しむのだ。残間里江子が言った。
「菖蒲? 売っているわよ」

そう、「売っている」らしい。「買ってくればいい」のだ。カネを出せば、のぞみは何でもかなう。これがニッポンだ。

本ウェブサイトの読者なら、今日がまだ太陰太陽暦(旧暦)の3月だということを知っているだろう。
つまり、そろそろ端午の節句、なんかではないのだ。今年の5月5日は、西洋暦(太陽暦)の6月8日、まだ1ヶ月以上先だ。菖蒲だけでなく、端午の節句にちまきは付きものだ。ちまきに使う笹の葉や茎がいまごろ出そろっているのか。まだまだそんな季節ではあるまい。ちまきの材料が無くて何の子供の日か。

だが、都会の、消費者は、買ってくればいいのだ。太陽暦の5月にあわせて店に売っているのだから。
ほんとうの季節なんかどうでもいい。中身なんかどうでもいい。

季節のない都会ではコイノボリを立てる余裕もないだろうが、田舎でも、新暦の4月、5月にコイノボリが空を泳ぐ。ニッポンの田舎も季節がなくなったということだろう。

先日、京都の親戚からタケノコがとどいた。毎年恒例だ。これは正真正銘、ホンモノの季節の味だ。
もちろん温室栽培の、ではない。タケノコの温室栽培ってあるのか? 温室におさまるような大人しい竹の子なんてないよな。

ちかごろは、「山菜」も温室栽培、ハウス栽培、だったりする。呆れる世の中だから、それでも季節を大切にする人がどこかにいるのは、うれしい。
080427-oto.jpg桜桃の花も満開が近づいてきた。右写真。
咲き始めまでは暖かかったが、その後少し天気が悪く、気温も余り上がらなかったため、満開になるのは予想より遅れている。

この季節に恐ろしいのは霜だ。4月26日の早朝は気温が下がった。4時過ぎに外に出てみると、トタン屋根が白くなっていた。外にある軽トラックのフロントガラスがうすく凍りついた。

つよい低温にさらされると、桜桃に被害が出る。花のめしべが凍って死んでしまうのだ。授粉前にこうなると、受精能力をうしなったその花はもうサクランボにならない。そういう危険が待ち受けているのがこの季節だ。花見気分に浮かれているわけにはいかない。

さいわい今回の霜では被害がなかったようだ。

前日から霜注意報が出ていたので、用心はしていた。霜が降りそうなときは、天気予報が出なくても前日から予感がする。日中は陽射しも弱く気温があがらない。風がある。夕方ごろから雲が少なくなって風も収まってくる。このとき、身体の芯が寒いなと感じる。そういうときが危ない。だから夕方、スプレーヤーのタンクを水で満杯にしておいた。早朝、桜桃の樹全体にスプレーヤーで散水した。水で花を覆って凍るのを防ぐのだ。

霜被害予防でこの他に一般によくとられるのは、霜防止のたいまつを園地のあちこちに置いて、火をたく方法だ。灯油を燃やして対流をおこすことで放射冷却をおさえる。

我が家では10年くらい前に1度、霜にやられたことがあった。めしべが黒く焼けて、その年の結実にかなり影響があったことを覚えている。

桜桃の咲き始め

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20080421_syuho.jpgきのう近所のサクラが咲き始めた。
桜桃も花の早い紅秀峰が少し咲いた。佐藤錦もあしたには開花するだろう。マメコバチも巣箱の前で盛んに準備運動をしている。
気温も高めなので、今週末には満開にまで行くかもしれない。今年のサクランボの豊作不作を決定づける時期なので、少しづつ気持ちも高ぶってくる。花を待つハチと同じだ。

ツバメが来た

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きょう、ツバメを見た。今年初めてだ。3月が暖かかった割りに4月はそれほどでもなくて、ツバメが来るのも意外と遅くなった。

それでも昨日、畑に設置したばかりのマメコバチの巣箱から、きょうはもうハチが出始めた。
近所の紅梅が咲き始めている。

oto_me.jpg桜桃の芽はかなり膨らんできた。写真はちょっとピンぼけ。

市街地のサクラはどうかと思って町まで出てみたが、樹全体が赤みを帯びているものの、まだまだ。山形市は昨日、咲き始めたらしい。米沢は緯度は山形市より南だが、寒さで言うと?森並みだ。サクラの開花は今週末かな?

「クリティカル・フルーツ」に以下の2本を新しくアップロードした。


『お城と糞尿譚』は、戦争を美化することの愚かさについての考察。戊辰戦争の際の鶴ヶ城開城をめぐるTBSクイズ番組で、会津若松市の市長がTBSに抗議した騒動。

『旧暦と尺貫法が世界を救う・』は、太陽暦、太陰太陽暦についての考察。続編で尺貫法についても書く予定。グローバルスタンダードに逆らう。

雪が消えた

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5日、畑の雪がすべて消えた。家の周りには、雪下ろしをした分だけまだ雪が残っているが、これも遠からず無くなるだろう。

畑は全面、土が見えて、いよいよ春本番だ。
今日はシマヘビを見た。冬眠から覚めたばかりらしく、のろのろと穴の中へと消えていった。

道路

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県知事やら元知事やらが、道路財源がないと困る、と騒いでいる。
何もしなくてもタダで金がもらえていたのだから、それが来ないのはつらかろう。
だが、これらの知事は無能だ。クビにした方がよい。そのまんまなどは真っ先にクビだ。

まず、政治家としての理念にはなはだしく欠けている。あれは知事ではなくて、ただの役人の親方にすぎない。ゼニをもらうために霞ヶ関通い、永田町通いをしているだけの、能なしだから。
地方分権なんて、こんな無能無節操な知事にやらせたら、地方は終わりよ。分権なんてのは中央から与えてもらうモノじゃない。乞食根性の知事にそんなものを与えても、豚に真珠だ。山形県知事も宮城県知事もみな同類だ。

それから、道路を造ると地方が発展するという発想、理屈はまったく根拠がない。道路を造ってもダメな奴はダメに決まっているのだ。バカの一つ覚えじゃないが、中央に直結しようとする道路、中央に直結しようとするカネの流れ道、そういうものに頼ろうとしている地方は、しょせん自分の中身を持たない空洞にすぎず、結果、道路を通じて地方の人間はみな中央に逃げ出していく運命にある。

立派な道路、立派な公共施設を整備した市町村が、かつて発展した例があるのか。ありはしない。みんな施設の維持管理でつぶれていく道をたどってきた。そん な単純なことがいまだに分からない知事というのは、たんなるアホだろう。作った後の維持管 理費用を調達しつづける確実なあてがあればいいが、現実がそんな甘いものでないことぐらい子供でも分かる。子供に将来、維持費を払わせられるのか。他人のカネで道路を作って、それを自分の手柄にしたい代議士やら県知事は、いらない。

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