2007年11月アーカイブ
晴れたので畑を見回った。ふじが成っている枝があちこち折れていた。ある程度は予想していた。この程度なら仕方ないか。
大枝の折損はないが、中枝が7、8箇所でバッキリ折れていた。落ちた果実はコンテナ5、6個ぶんはあるだろう。
雪もさることながら、昨夜はマイナス6.4℃以下にまで気温が下がった。観測所のあるのは中心市街地。そこより標高が高い我が家あたりはもっと下がっただろう。ここまで冷えると、樹に成っている果実そのものにダメージを与えている恐れがある。そこが今、いちばん心配ではある。
大枝の折損はないが、中枝が7、8箇所でバッキリ折れていた。落ちた果実はコンテナ5、6個ぶんはあるだろう。
雪もさることながら、昨夜はマイナス6.4℃以下にまで気温が下がった。観測所のあるのは中心市街地。そこより標高が高い我が家あたりはもっと下がっただろう。ここまで冷えると、樹に成っている果実そのものにダメージを与えている恐れがある。そこが今、いちばん心配ではある。
きょう午後からふじの収穫を始めた。まずは小手調べ程度に。
明日から本格的にもぐ。が、明日から天気が悪くなるという予報になっている。ずっと悪そうだ。雨降りあるいは雪も混じるかな。ま、やむを得ない。天気がどうのとは言っていられないのが、ふじリンゴの収穫期だ。待ったなし。
**************
ところで、ニュースで見たところによれば、青森県りんご試験場が恒例、今年もふじリンゴを皇室に「献上」したそうだ。毎年の行事、ご苦労であった。青森といえばリンゴ、リンゴといえば青森。さぞかし美味なふじであろう。笑い。
もし、我が家のふじリンゴを皇室に献上したら、宮内庁は受け取ってちゃんと天皇の御前に並べてくれるものなのだろうか。代金をよこせとは言わない。タダでくれてあげるのだから、侍従が毒味をしたら天皇もお口にしてもらえるかもしれない。笑い。それとも、やっぱり、どこの馬の骨とも知れない農家の献上品なんて、門前で捨てられるだろうか。ブランドもナニも無いからね。それがこのニッポンでは妥当な線だ。
皇室に献上するという話は、日本全国あちこちの農業地帯(有名産地)で聞かれるようだ。特産品、キズ一つ無くピカピカに磨いた農作物を献上しなければ、不敬罪になるだろう。純白の絹かなにかの手袋をして、一個一個宝石商人のように取り扱わねばならない。天皇が召し上がるものを間違っても百姓の汚い素手で扱おうものなら、ばい菌がいっぱい付いて危険な食物になるだろう。もし不手際があれば、責任者は切腹だ。かわいそー。どうでもいいが。
明日から本格的にもぐ。が、明日から天気が悪くなるという予報になっている。ずっと悪そうだ。雨降りあるいは雪も混じるかな。ま、やむを得ない。天気がどうのとは言っていられないのが、ふじリンゴの収穫期だ。待ったなし。
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ところで、ニュースで見たところによれば、青森県りんご試験場が恒例、今年もふじリンゴを皇室に「献上」したそうだ。毎年の行事、ご苦労であった。青森といえばリンゴ、リンゴといえば青森。さぞかし美味なふじであろう。笑い。
もし、我が家のふじリンゴを皇室に献上したら、宮内庁は受け取ってちゃんと天皇の御前に並べてくれるものなのだろうか。代金をよこせとは言わない。タダでくれてあげるのだから、侍従が毒味をしたら天皇もお口にしてもらえるかもしれない。笑い。それとも、やっぱり、どこの馬の骨とも知れない農家の献上品なんて、門前で捨てられるだろうか。ブランドもナニも無いからね。それがこのニッポンでは妥当な線だ。
皇室に献上するという話は、日本全国あちこちの農業地帯(有名産地)で聞かれるようだ。特産品、キズ一つ無くピカピカに磨いた農作物を献上しなければ、不敬罪になるだろう。純白の絹かなにかの手袋をして、一個一個宝石商人のように取り扱わねばならない。天皇が召し上がるものを間違っても百姓の汚い素手で扱おうものなら、ばい菌がいっぱい付いて危険な食物になるだろう。もし不手際があれば、責任者は切腹だ。かわいそー。どうでもいいが。
この秋、どうも右肩の調子がよくない。痛みがずっと取れない。リンゴや西洋梨の収穫は利き腕の右腕が頼りだから、痛みがあるのはつらい。枝になっている果実に手を伸ばしてもぎとり、それを収穫用肩掛けかご(ハケゴ)に入れる、そいいう動きを繰り返さねばならないからだ。
いったい一年間に何回右腕の上げ下げをしているのか。
ざっと計算してみたら、8万回くらいだった。一年間といってもリンゴと西洋梨の収穫シーズンは9月?11月のほぼ3ヶ月間だ。そのうち収穫日は40日程度だから、一日平均2000回の上げ下げとなる。枝から収穫用のかご(ハケゴ)へ、さらにハケゴからコンテナーに一個ずつ移す作業を入れれば、その2倍、つまり4000回果実を持った右腕を上下左右に動かすことになる。
数字を並べても実感が湧かないが、まあ、細腕一本かなりの重労働には違いないだろう。りんご一個の重さは300グラムくらいしかないが、重さに回数をかければ腕一本にとって小さい数字ではない。
いったい一年間に何回右腕の上げ下げをしているのか。
ざっと計算してみたら、8万回くらいだった。一年間といってもリンゴと西洋梨の収穫シーズンは9月?11月のほぼ3ヶ月間だ。そのうち収穫日は40日程度だから、一日平均2000回の上げ下げとなる。枝から収穫用のかご(ハケゴ)へ、さらにハケゴからコンテナーに一個ずつ移す作業を入れれば、その2倍、つまり4000回果実を持った右腕を上下左右に動かすことになる。
数字を並べても実感が湧かないが、まあ、細腕一本かなりの重労働には違いないだろう。りんご一個の重さは300グラムくらいしかないが、重さに回数をかければ腕一本にとって小さい数字ではない。