>

2010年5月アーカイブ

一昨日の見通しとはまた違ってきたので、サクランボの作柄予想を修正。今の時期は1日で実の状態が目に見えて変わるので、あまりあわてて見通しを判断しても仕方がないものだ。一昨日よりはずっと確実な予想ができる段階になった。

今年は一部の樹をのぞけば、全体としてかなり良い実止まりだ。

サクランボというのは微妙なもので、実が成らないのは一番困るが、あまりいっぱい成りすぎても困る。いっぱい成りすぎると一つ一つの実が大きくならない。だから「ちょうど良い」成り具合というものがある。今年の場合は、その「ちょうど良い」状態に近い。これからの天気が順調なら、けっこう質の良いサクランボが採れそうだ。
きのうは、ちょっと悲観的な見通しを書いたが、天気が良かったほどには豊作でないと言う意味。去年は桜桃の開花時期に寒気が入って、結果が悪かった。ま、今年は豊作とはとても言えないとしても、そこそこには成りそうだ。希望的観測。

今日から1泊2日で大阪まで出張。
201005-kion.png今年のりんごの開花期は最悪の天候だった。りんごは不作になりそうだ。不作くらいなら良いが、品種によっては凶作のおそれも無くはない。

桜桃は開花期に好天に恵まれた。左のグラフで言うと、5月初めの高温期間に満開だった。ところが、ところが、にもかかわらず実止まりは良くない。困るなあ・・・。




たちまちの冬

| コメント(0) | ブログ・トップ▲
tenkiyoho.pngもう、この天気はなんと言ったらいいのだか。まさしくジェットコースター並みの乱高下。

今日の山形県置賜地方は「雨か雪」の天気予報。

さすがに雪は降らなかったが、冷たい雨降り。リンゴの花摘みをする指がかじかんだ。手が冷たいと血圧も上がる。

1週間前、最高気温が30度もあったのに、きょうは10度。満開が近いリンゴ花だが、花の授粉に活躍するはずのマメコバチは巣にこもったまま。今年のリンゴは大丈夫なんだろうか、と心配になってくる。

授粉が十分でないとリンゴは実らないし、実っても変形果が多くなる。すっと立つようなリンゴではなく、ごろんと斜めに転がってしまうような、いびつな形になるのだ。とくに今年は変形果がいっぱいできそうな気がする。

明日も同じ天気。

たちまち初夏

| コメント(0) | ブログ・トップ▲
oto_mankai.jpg連休後半になって、一気に夏の陽気になった。4月の冷気がウソのように暑い。

きのうは最高気温も30度を超えて果樹の生育が急加速している。サクランボは3日に咲き始めたがもう6日で満開、西洋ナシもほぼ満開になった。リンゴのつぼみの動きがいちばん劇的だった。連休前はつぼみも見えないくらい小さい芽だったのが、この2日ほどであっという間に大きくふくらんだ。王林はもう開花した。ふじも今日明日で開くだろう。

全部の種類の果樹がいっせいに動き始めたので、仕事も一気に農繁期の体勢になった。これから一日中、花摘みの毎日になる。写真は右上:桜桃、左下:桃と桜桃、右下:ラフランス

momo_mankai.jpglafu_mankai.jpg



2024年2月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 8.0.2