桜桃(さくらんぼ)の雨よけハウスを今年も増改築した。幅8メートル、長さは27メートル相当だ。初日は最高気温が26℃という暑さで顔に塩が噴いた。作業は一人でだが、もう慣れているので余り苦労はしない。それでも棟上げだけは緊張する。高さは6メートル、足場は4.5メートルだ。直径42ミリの鉄パイプを同じく42ミリの支柱の上端に取り付ける。途中半日ほど雨で中断し、すべて終えるのに5日間かかった。その間に桜は満開となり、サクランボの花が咲き始め、桃の花も満開になって、麗しく気持ちのよい米沢の春がやってきた。この分だと来週後半にもリンゴの花が開きそうで、連休前に開花するという前代未聞の春になる勢いだ。
しかし、「気持ちのよい春」だが、以前にも書いたように国道を走るマイカーがますますウルサイ。春は車を駆るのも気分良く、外へ繰り出したくなる人が多くなるのは当然と言えど、畑で一日仕事をしている側にすれば、気分悪いことこの上ない。マフラーの消音機能を取り払った暴走族タイプは言うまでもないが、普通の車でも騒音はけして低くない。春は木々も芽吹いたばかりで葉っぱを広げるまでは間がある。そのために遮るもの無しに音が遠くまで突き抜けていくのだ。自分の快適、他人の不快。・・・・