8日に米沢市街地の桜が咲き始めた。恐ろしく早い。高校の入学式で校長も挨拶したとおり「喜んで良いものかどうか、むしろ警告と受け止めるべきではないか」。我が家周辺は山に近いので市街地より一週間くらい遅れる。
さて10日、第一回目の農薬散布を終えてゆっくりしていたら、ヤマト運輸の社員が新しい荷札伝票用紙を持ってやってきた。今まで使っていた形式からがらりと変わっている。着店コードが廃止されて、代わりに郵便番号の記入が必須になったという。明らかにこれは宅急便の郵便物化だ。郵便事業民営化を視野にいれた、クロネコの”郵便化シフト”にほかならない。
これは大変だ。我が家の荷札印刷プログラムを編集し直さねばならない。それどころか、受注データ管理、顧客データ管理などすべてのデータ処理プログラムを作り替える必要がでてきた。大変なのは分かっていたが、すぐに厚い壁に突き当たってしまった。着店コード表と入れ替えるために郵便番号データベースを作ろうと郵政省のWebにアクセスした。全国の地名と郵便番号の対応表ファイルをダウンロードしてExcelで開いてみた。CSV形式なので開くことは開けたのだが、データがあまりにも大きすぎてExcelのワークシートに入りきらないという致命的な事情にぶつかってしまった。げげっー!! データベースが作れないとプログラムを構築できないじゃないか。現在のExcelはワークシートが65536行まである。ところが郵便番号は7桁で10万項目以上ある。半分しか入らない。
データベース・ソフトを買わなければダメなのだろうか、Accessは高いからなあ 。誰かいい知恵をご教授ください。
[追加補記]: 12日は雨降りのためプログラミングに集中した結果、郵便番号の処理機能を組み入れることに成功した。新しくソフトを買う必要はなくなった。全国の郵便番号データベースをドッキングしたので、我が家のデータ処理用プログラムのファイルは一気に14MBを超すことになった。基本処理ができたので、これからプログラムの細かい修正に入る。
[追加補記]その2: 25日までに、サクランボ用データ処理プログラムとクロネコ用伝票印刷プログラムの改訂新バージョンが完成した。