●2001年8月末 今年もカメムシが多発生しています。(2001年8月末現在)
前年大発生したカメムシの子孫が元気に活動し続けています。気温が高いせいでしょう。農薬もあまり効かなくて、困ったものです。とくに住宅地に近い畑ほど被害が多くなっています。これは親虫が宅地で越冬するので、その周囲の生息密度が一年を通じて高いためと思われます。桃、西洋梨類、りんごでは「さんさ」が大好きで、被害がこれらの果実に集中します。カメムシに吸われた果実は大きくなるにつれてジャガイモみたいにデコボコになってきて、中身も茶色に変わってしまいます。
●2001年7月1日 強風が吹き荒れ、サクランボの雨よけハウスを覆っているポリフィルムが一部破れてしまいました。極めてヤバイ状況になっています。雨と鳥に対して無防備です。雨の当たりそうなのはごく一部ですが、鳥については困りました。破れたのは3棟で、1〜4メートルほどです。そのほか7メートルのハウス2棟が傾いてしまいました。右に傾いたので取りあえずつっかい棒をかましました。 7月2日、破れた部分を仮修復しました。近隣の農家の被害を見ると、全面的に破れてしまったものがあちこちに見えます。収穫がほぼ終わりの段階なので、サクランボそのものへの被害は余りないでしょう。3、4日も早くこうなっていたら大変なことでした。