17,18の2日間、豚インフルエンザ汚染地帯・大阪の巷を徘徊してきた(笑)。ナンバで酒も飲んだ。 さて、うつったかな。。。
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豚インフルエンザ・ウィルスはニッポンに入ってきた直後、病原ウィルスはより感染力の強い新型インフルエンザ・ウィルスへと変異した。マスゾエ・ウィルスに変異したのだ。
このマスゾエ・ウイルスの特徴は、新聞とテレビをとおして感染を広げることにある。感染はまず、舛添大臣の深夜の記者発表から始まった。この発表は高校生の「疑い」にもとづく発表だった。高校生は無実だったが、この時以来、新聞とテレビからの感染はあっというまにニッポン全土に広がったのだった。一人の感染者もいないときから連日連夜、トップニュースで流される新聞記事とテレビ・ニュースを見てしまった国民は、つぎつぎとウィルスに感染した。
マスゾエ・ウィルスの症状は、不安感が異常につよまるという精神症状が最大の特徴だ。そして症状が進むとうなされたように「大変だ、大変だ」と叫び声を上げ始める。アホな新聞社とテレビ局が最大の感染源だ。予防策はただひとつ。テレビを見ないこと、新聞を読まないこと。これに尽きる。あんなものを見ているとアタマがいかれる。
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このニッポンだけで見られる特異な病理現象を「インフルエンザ・パラノイア」ととらえる識者もある。環境リスク学の第一人者・中西準子氏が新型インフルエンザについて書いている。 「騒ぎかたで民度が分かる」
中西氏の言葉を借りれば「インフルエンザ・パラノイア」。ニッポンの異様な豚インフルエンザ大報道もすこしは収まってきたが、この精神病的な異様さは覚えていた方がいい。世界の国々の中で、北チョーセン並に、ニッポンは異様な国だということを。
中西準子氏:独立行政法人 産業技術総合研究所 化学物質リスク管理研究センター長
わしは、これはインフルエンザ・ファシズムと呼びたいぞ。
「新型インフルエンザ」と一言聞けば泣く子も黙る。感染者が出たとなると、学校閉鎖はもちろん、公共施設の休業やら地域のお祭り、運動会も中止に追い込まれる。おおぜいの集まる行事をやろうものなら「無責任」「無防備」「無対策」「軽率」「不謹慎」の罵声をあびるようになる。責任者は完全にびびってしまう。賑やかに騒ぐことが悪だと批判される。歌舞音曲の「自粛」が始まる。
これは、昭和天皇が亡くなられた時の一億総「自粛」ムードを思い出させる。トヨタ自動車のテレビ・コマーシャルからは井上陽水の「お元気ですかあー」というセリフが消された。あんなふうにニッポン人は自分から自分をしばり始める。一度しばり始めると、ゆるめることが悪いことになる。ゆるめるのは非国民にされる。どんどん、自分をしばっていく。マルキ・ド・サドも団鬼六も顔負け。これがニッポン人お得意のファッショ・全体主義だ。マスコミがそれをあおり立てる。
いや、もう、こんなことをやっていたらニッポンは沈没してしまうのじゃないか。
舛添くんはインフルエンザ・ファシズムに火をつけてしまった。豚インフルエンザそのものは、まったく普通のインフルエンザと変わらないものだと分かっているのに、もう火は全国に飛び火してしまって、収拾がつかなくなっている。まったくバカなことを始めてしまったものだ。麻生・舛添政権はどこまでもオバカであるよ。桝添くんを責任とらせて更迭するしかない。豚インフルエンザ騒ぎを終了させるためには、麻生くんが国民の前で土下座して、最低1週間、テレビ・ニュースと新聞は見ないでくれとお願いするしかないのだ(笑)。そうすれば感染は止まるよ。