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2012年2月一部修正。マルチメディア関連。
2012年3月一部補正。プリンター関連。TiMidity 関連。
2012年8月一部補正。ATI RADEON driver 関連。
2012年9月一部追加。テキスト印刷。
2012年9月修正:テキスト印刷。補足:GIMP 印刷。
2013年4月修正補足:ATI HD5450 対応。GoogleEarth

プリンター:

Epson PX-201

Epson PX-201 が利用できるようになった(1012年3月6日)。ghostscript、cups、gutenprint 関連のアップデートと新規インストールをする。その後 cups をスタートさせる。ただし、Avasys の pips パッケージはインストールしても使えない点は改善なし。

$ sudo service cups start

$ rpm -qa | grep cups

compat32-cups-libs-1.4.8-5vl6.i686
cups-libs-1.4.8-5vl6.x86_64
cups-1.4.8-5vl6.x86_64
gutenprint-cups-5.2.7-6vl6.x86_64
cups-devel-1.4.8-5vl6.x86_64

$ rpm -qa |grep gutenprint

gutenprint-5.2.7-6vl6.x86_64
gutenprint-cups-5.2.7-6vl6.x86_64

Epson EP-804A

プリンターとしては使えるが、スキャナー機能はダメっぽい。原因と対策は考えていない。

Gimp での印刷

Vine 6 では gimp-print と gimp-print-plugin が機能しないみたい。代わりに gutenprint-plugin をインストールする。
$ sudo apt-get install gutenprint-plugin
$ sudo apt-get install gutenprint-foomatic

これで、Gimp のメニューから 「Print with Gutenprint」を選択すると印刷可能に。「printer の選択」をクリックして、Epson PX-201 の場合はそのプリンタ名を選択、Epson EP-804A の場合は PPD の参照から /etc/cups/ppd ディレクトリにある EP-804A を選択する。Vine 6 の gutenprint が gutenprint, gutenprint-cups, gutenprint-plugin, gutenprint-foomatic の4パッケージに分散しているために、分かりづらくなっている。

E2ps で text 印刷

a2ps は Vine 5 の時は印刷コマンドとしても機能したが、Vine 6 ではダメ。lpr にパイプする必要がある。なお、LPRng がデフォルトでインストールされているので、アンインストールする。lpr がややこしくなってしまうので。

a2ps を使う場合は
$ a2ps.bin hoge.txt | lpr

a2ps を使って Emacs で印刷する場合の設定は、印刷設定 のページの Vine5 の項に書いたのとほぼ同じ。ただし、以下のようにパイプすること。(プリンタ名は我が家の場合:EP-804A)

(setq print-command-format "nkf -e | env LANG=ja_JP.eucJP a2ps.bin -R -1 --borders=no --left-footer=' ' --right-footer=' ' | lpr -P EP-804A")

今回は、e2ps を使ってみることにした。もちろん、ただの lpr コマンドを使う方法で満足できるならこの項は不要。
>> e2ps Version 4.34 ダウンロード

$ tar jxvf e2ps-4.34.tar.bz2
$ cd e2ps-4.34
$ vi ps-font.c
font 行の末尾にバックスラッシュを追加する。以下のように。

char *gsFonts = "Times-Roman\
Times-Italic\
Times-Bold\
Times-BoldItalic\
Helvetica\
Helvetica-Oblique\
中略
Ryumin-Light.Hiragana\
Ryumin-Light.Katakana\
Gothic-Meduim.Hiragana\
Gothic-Medium.Katakana\
";

$ make
$ sudo checkinstall ;; (事前に checkinstall パッケージをインストール しておく。)

$ vi ~/.emacs.el

(setq ps-multibyte-buffer 'non-latin-printer)

;; 我が家のプリンターは EPSON EP-804A と PX-201
(setq ps-printer-name "EP-804A")

(setq print-command-format "nkf -e | e2ps -a4 -p -size 11 | lpr -P EP-804A")

(defun print-region (begin end)
  (interactive "r")
  (shell-command-on-region begin end print-command-format))
(defun print-buffer ()
  (interactive)
  (print-region (point-min) (point-max)))

(setq print-function (function print-buffer))

Radeon HD 5450 対応:

この項、未整理。Vine のアップデートのたびに問題が起きる。ちかごろの Vine はどうも好きになれないな。

デフォルトで radeon (kernel driver) がロードされるのでそのままでもとくに不便はない。

修正(2013年4月5日):
kernel 3.x にアップデートしたばあい radeon ではなく fglrx をロードするように Vine 側で設定変更されるようだ。radeon が blacklist に記載されるみたい。

kernel ドライバーでなく AMD のドライバーをインストールするばあいは、Dell Inspiron に Vine5 をインストール のページに書いたのと同様。ただし最新のドライバーをインストールした方が良い。

ちなみに、apt-get で xorg-x11-drv-fglrx パッケージをインストールしてみたら、再起動のためログアウトしたが最後、ブラックアウト。手も足も出なくなる。なんじゃこれは!。その場合は、電源を落として再起動、GRUB メニューからシングルユーザー・モードで Vine6 を起動、xorg-x11-drv-fglrx はアンインストールする。(2011年8月1日)

補足修正(2012年8月):
Vine のアップデートでカーネルを3に上げたばあい、このカーネルの fglrx ドライバーで X を起動すると、GoogleEarth 6 は起動できなくなる。これを解決するには、AMD のサイトから最新のドライバーをもらってくるしかない。
>> AMD Catalyst™ Proprietary Display Driver - Linux x86 & Linux x86_64

さらに補足修正(2013年4月):
最近の Vine のアップデートをしているうちに GoogleEarth が完全に起動できなくなった。ドライバー再インストールしても効果無し。これはあかんよ。Vine をふだんは使ってないからいいけど。

補足(2012年8月):
Vine のアップデートでカーネルを3に上げた後、旧カーネル(2.6 系)で起動すると、Xが立ち上がらなくなる。kernel driver も AMD(ATI) driver(fglrx)もどちらを使っても起動不可。原因と対策は考えていない。こういうのも困るよね。

マルチメディアと Firefox プラグイン:

TiMidity++

TiMidity++ と midi のブラウザでのストリーミング再生については、Vine 5 インストール・メモ に書いたのと同じ。ただしコンパイル・オプションでライブラリ・パスを指定しておく必要あり。コンパイル前に以下をインストールしておく。
# apt-get install gtk+
# apt-get install gtk+-devel

$ tar jxvf TiMidity++-2.13.2.tar.bz2
$ cd TiMidity++-2.13.2
$ ./configure --with-libraries=/usr/lib64 --enable-gtk --enable-emacs
$ make
$ sudo checkinstall
(以下略)

Gnome-Mplayer と Mozplugger

マルチメディア関係のプラグインは、デフォルトで totem-mozilla パッケージが入っている。これに加えて gnome-mplayer と、mozplugger もインストールする。ここらは Vine 5 インストール・メモとほぼ同様。QuickTime(.mov) は totem-mozilla で再生する。WMP 関連(.asx) は、 Windows Media Player Plugin 10(compatible; Totem) プラグインでストリーミングするか、または firefox の編集→設定→プログラムでASF動画を開くプログラムとして gnome-mplayer を選ぶ。gecko-mediaplayer をインストールする方法もあるが、そのばあいはアドオンの設定で totem の Windows Media プラグインを無効にしなければいけない。gecko-mediaplayer は解像度が荒いので使用に耐えない。

しかし、どの方法を選んでもそれぞれ対応できないフォーマットの .asx がある。ここらで、Vine 6 は使う気が完全に失せる。どんなフォーマットもほぼ完全に対応できている Vine 5.2 / mplayerplug-in を使っている方がはるかに賢明。(10月2日)

そのうえ困ったことに、ページ埋め込みの MP3 (<embed></embed>)の再生ができない(gecko-mediaplayer をインストールしている場合だけ?)。Vine 5 や Ubuntu では MPlayer がバックグラウンドで機能して再生できる。どうなってんだろう・・・とジタバタしたが分からない。gecko-mediaplayer plugin を無効にすればストリーミング可能になるが、それでは他のフォーマットのファイルが再生できなくなる。VLC をインストールして使う人もいるらしいが、VLC のプラグインを有効にするとページ埋め込み midi の再生に問題が出てしまう。あちらを立てれば、こちらが立たず。。。

上の状態のまま放置していたが、再度 Vine 6 をインストールして調整してみた結果、以下のような感じでまあ何とか使用に耐えるようになった。ただし、一部サイトの .asx が再生できない点は解決しない。

マルチメディア関係のプラグインは、デフォルトで totem-mozilla パッケージが入っている。これに加えて vlc( または gnome-mplayer ) と、mozplugger もインストールする。ここらは Vine 5 インストール・メモを参照。 まず WMP 関連(.asx) は、画面埋め込みプラグイン(アドオン)を使わず、firefox の編集→設定→プログラムでASF動画を開くプログラムとして vlc または gnome-mplayer を選ぶ。つぎに、QuickTime(.mov)のストリーム再生について。アドオン設定で mozplugger を無効にすると totem-mozilla プラグインで再生できるのだが、これだと midi や mp3 再生ができなくなるので無効にしない。これも画面埋め込み表示はあきらめて、その代わり、mozpluggerrc を書き換える。

### Totem

define(TM_CMD,[totem $1</dev/null])
define(TM_EMBED,[embed noisy ignore_errors fill swallow(Totem): TM_CMD($1)])
define(TM_NOEMBED,[nokill noembed noisy ignore_errors: TM_CMD($1)])
define(TM_VIDEO_STREAM,[stream TM_EMBED("$file")
        stream TM_NOEMBED("$file")])

#########################################################
application/x-quicktimeplayer:mov:Quicktime animation
image/x-macpaint:pntg,mov:Quicktime animation
video/quicktime:mov,qt:Quicktime animation
video/x-quicktime:mov,qt:Quicktime animation
       #MP_VIDEO_STREAM()
       #MP_LINKS("$file")
        TM_VIDEO_STREAM()
        TM_LINKS("$file")

これで Quiktime は totem が別ウィンドウで起動して動画再生するようになる。totem の設定を、コントロール表示にチェック、さらに設定 → 表示 →「新しい動画を読み込む際にウィンドウの大きさを変更する」にチェック。

以上で、動画、mp3、midi のストリーミング再生の設定終了。

Novell Moonlight

Firefox 5 に対応させてインストールするように、互換性チェックをパスするアドオンをインストールしてから moonlight をインストールする。アドオンは add-on-compatibility-reporter

Adobe Reader9 :

Adobe Reader9 は MS のフォントをシステムに入れているばあい、一部の PDF ファイルを正常に表示できない。文字がすべて「、、、、」のような状態になる。この対策として以下のページにある方法=環境変数の指定=を実行する。
>> ぴょぴょぴょ? - Linuxとかプログラミングの覚え書き

Atokx

Atok for linux はふつうにインストール。Vine 5.2 に ATOK に書いたのとほぼ同じ(Mule-UCS はインストール不要)。他のアプリは問題ないが、Emacs だけが Atok が立ち上がらないので、~/.Xresources を書き換える。Vine 5 ではこんな書き換えは必要なかったのだが、なぜ useXIM : trueにしないとだめになったのだろうか? まあ、変換候補がミニバッファでなくインライン表示されるのは悪くないけどね。

Emacs*useXIM: true

~/.emacs.el は以下のようにコメントアウト。

;;(require 'un-define)

Emacs でウィンドウ内に ATOK の表示が出るのは邪魔なので消す。
JustSystem:こんなときは の「▼注意」にある iiimf_status_hide_src.tar.gz をもらってくる。
$ tar xzvf iiimf_status_hide_src.ta.gz
$ cd iiimf_status_hide
$ ./build.sh
$ sudo cp iiimf_status_hide /opt/atokx3/bin
$ cd /etc/X11/xinitrc.d
$ sudo vi iiimf_status_hide.sh

#!/bin/sh
/opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

$ sudo chmod +x iiimf_status_hide.sh
これで X を再起動。 (9月30日)

または、スクリプトでなしにコマンドを「自動起動するアプリ」に登録しておく手もある。

Emacs 23.3

mark set に Ctrl + Space を使うのだが、Atok を入れるとこのキーが Atok のキーになってしまう。これは Emacs 22 までで起きていたことで Emacs 23 では起きないはずなのに、なぜか Vine 6 の Emacs 23.3 はこの不具合が再発してしまっている。なんてことだ。そこで以下の対策をとる。
>> JustSystem:[Shift]+[スペース]キーでATOKのオン/オフを切り替えたい

Mew-6.3 , Mozex-1.9.12

mailto で Mew を起動させるために、どうしても Mozex をアドオン・インストールする。方法は基本的に Firefox で mailto: を使えるようにする に書いたとおりなのだが、Vine 6 では少し追加・修正が必要。(Vine 謹tp製の mew パッケージには mew-browse.el が入っていないようなので、ソース tar.gz からインストールする。)

~/.emacs.el に以下を追加

(setq load-path (cons "/usr/share/emacs/site-lisp/mew" load-path))

Mozex-1.9.12 については現在、プロジェクトが死んでしまっているので入手不可。ただ、既存の Linux でこのアドオンがインストールしてある PC があれば、そこから持ってくればいい。場所は、~/.mozilla/firefox/hogehoge-default/extensions/{01bc0112-afff-4fb5-8772-191bf35a8ffb} にある。この中身から .xpi ファイルを作る。このファイルを新しい Firefox ウィンドウにドラッグ・アンド・ドロップする。その前に互換性チェックを無効にするアドオンもインストールしておくこと。上の Moonlight の項を参照。(2011年10月2日)

GoogleEarth 6

インストール前に
$ sudo apt-get install lsb
$ sudo apt-get install compat32-mesa-libGL
$ sudo apt-get install compat32-fontconfig
$ sudo apt-get install compat32-libXrender
$ sudo apt-get install compat32-libSM

起動する前に以下の操作が必要。
# ln -s /lib/ld-linux.so.2 /lib/ld-lsb.so.3
それでも日本語の表示に一部文字化け(トーフ文字)がでる。フォントの設定方法が不明なので、まったく未解決。

GoogleEarth 4 は文字化けもなく表示可能。フォント設定もほぼ自由にできる。

Vine 6 のアップデートで GoogleErath 6 が起動できなくなるが、これについては、このページの上の方、Radeon HD の項に書いた。

その他

Gnome のパネルで、アプリケーションを右クリック、メニューを編集しようとするが機能しない。なんと、パッケージが入ってなかった。。
$ sudo apt-get install alacarte


関連設定: