2008年7月アーカイブ

天気予報

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東北地方が梅雨明けしたと見られる、と気象庁が発表したのは今月19日。「3連休」(海の日)にあわせてのご祝儀発表みたいだった。

案の定、「梅雨明け」の次の日から天気が悪くなった。20日曇り夕方雨、21日未明雨のち晴れ、22日晴れ夕方雷雨、23日曇りときどき雨。そして24日朝から雨。

素人が見ても、ニッポンの天気図は夏型にぜんぜんなっていない。若いころ山登りをしていたから天気図の読み方はそこそこ分かる。どうして無理矢理あの日に、「梅雨明け宣言」をしたのか、気象庁は。。。やっぱり、連休向けの景気付け、「さあ梅雨明けだ、海だ、連休だ、みんなレジャーで金を使え!」だったのか。それなら、気象庁という名前をおろして経済産業省とか総務省レジャー計画予報庁とかに改名してしまった方がよい。

ずっと前から言っているが、梅雨明けを気象庁が発表すること自体がまちがっている。マスコミはもっと悪く、発表を梅雨明け「宣言」などと言い替えてはしゃぎまわる。宣言なんか、わしら、ちっともして欲しくないんじゃ。自然界の現象について、なんで人間が宣言をする権利があるというのか。アホです。権利も義務も責任も、何もありはしない。

天気が夏らしくなったら夏なのだ。人間が決めることじゃない。ましてお役所が勝手に「宣言」するようなものではない。空を見上げて、ニッポン人の一人一人が判断すればよろしい。

ひとつ補足すると、マスコミが「梅雨明け宣言」を欲しがる背景。

これは記者クラブ制度にあぐらをかくマスコミ記者の存在だ。記者は、その所属担当の役所が発表するものを記事にすればよい。昼寝していても記事は書ける。いわゆる発表ものだ。気象庁も同じ。梅雨が明けたと官庁のお墨つきがでれば、明日の記事が1本できあがる。これに海水浴場の写真でも1枚付ければ、新聞社会面のトップ記事が埋まる。テレビもまったく同様。らくちんらくちん。

こういう、ぐうたらマスコミが、「梅雨明け宣言」なんてくだらないものを世の中にマキ散らかしているのだ。
数日後、猟友会の仲間に聞いてみたのだが、最近はサルは集団を作らず、5頭くらいの小グループで行動しているそうだ。前のように100頭にもなる大集団で押しかけてくることは無くなったらしい。群れは少数グループに分散した。ゲリラ的に出没する方法を選んだ。そのほうが、サルにとってリスクが小さく、ベネフィットが最大化できる。そう、人間のトモダチは判断したらしい。

すばらしい!。さすが、人類の友。サルは学習能力がすこぶる高い。

彼らも我が家の園地で手痛い目にあわされたことをしばらく忘れないにちがいない。少なくともあの母子が生きている限りは、近付いてこないだろう。たぶん。。しかし別のサル集団は関係がない。あの園地は危険だという経験情報が他のグループに伝達されることは、おそらく無いのではないか。だから、来年は、また別のグループが襲来することになるだろう。

bofunet-1.jpgサルは高さ4メートルの防風ネットを難なく乗り越えてハウス内に侵入した。
防「鳥」ネットは編み目が大きく、弱く、登りやすく、破りやすいので、丈夫できめ細かい防「風」ネットなら何とか防げるのではないか、と思っていたが、やっぱり考えが甘かった。来年はさらに何か工夫が必要だ。登れなくするための。

下の写真に見える山林から、毎年サルはやって来る。

bofunet-2.jpgbofunet-3.jpg
我が家のウェブはいちおう果樹園のサイトなのだが、じっさいここにアクセスする人の多くはコンピュータ関連ページにやってくるのだ。最近は特にその傾向が強まっていて、8割くらいにまでなっている。

これは、あんまりうれしくはない。

コンピュータの話なんてのは、ただの技術情報レベルなのであって、アタマも心もない。書く側の個性とか人格とかは一切関係がない。コンピュータをいじっていると、人間はコンピュータ・アタマになってしまう。コンピュータの「思考回路」が人間のアタマに移植されるのだ。感染するのだ。いや、正確にはコンピュータに脳みそを乗っ取られるのだ。そのことを自覚しないといけない。

まったく同様に、ケータイ電話を手放せなくなっている人間は、ケータイのICチップに脳みそを乗っ取られてしまっている。ケータイから目が離せなくなっている若い人を見てみれば、彼や彼女がすでに脳死状態であることを知るだろう。ああ、哀れ。魂をケータイに捧げてしまった人間の抜け殻。

このところアクセスがやたらと多いのはVMware関連ページだ。我が家のコンピュータ情報なんて大した内容レベルがあるわけではないから、見ても役に立たないだろう。思うに、世の中、Windows以外のOSにたいする関心が少しは広がってきているのだろうか。Vistaがあまりにも悪評ふんぷんだから、Windows絶対王朝も近未来は揺らいでいるかもしれない。時代は「さらば、ゲイツ」かな。いやいや、まだそこまで来ていない。

続・サル襲来

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サクランボの季節はくたびれているので、ブログなんか書く気力はあまりない。しかし、せっかくサルが来たのだから、それからどうなったかを記録しておく。

6月30日のつづき。

サクランボを収穫しているときは樹の枝のあいだにいるから、葉っぱに遮られて見通しは当然きかない。気配だけだ。何か生き物の気配があった。
収穫作業用の脚立から地面に急いで降りた。10数メートルほど先を薄茶色の影がさーと動いた。あっちにもこっちにも。。。。樹の上に、地面に。
人間に気づいたサルは、入ってきた網のあいだをくぐってハウスの外へと逃げた。ほんの数秒間のことだった。

樹の上に一匹が逃げ遅れた。ハウスの上の方から外に逃げようとしたが、網がしっかり止めてあって出口がない。ハウスの鉄パイプと樹の枝を端から端へと出口を探して移動する。まるで動物園にでも来たかのようだ。オリの中を行ったり来たりするサル。

わたしは長さ5メートルくらいの鉄パイプ(直径22ミリ)を構えて、地上からサルを攻撃した。あっと、雌ザルだ。小さい子猿がしがみついているではないか。下から見上げるとオッパイも見える(笑)。サルはハウスの天井で身動きできなくなった。そこを地上から鉄パイプで責める。腹をパイプの先でぐりぐりぐりぐり・・・・こづき回したが、親サルは困ったような顔をして耐えていた。とつぜんウンコをぼたぼた落としてきた。ぎゃっつ。

わたしは息が切れていた。運動不足か、歳のせいか、はたまたタバコのせいか。サルの方が余裕があるじゃないか。くそ、ゼイゼイ、ハーハー。

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